分類(1)〜1型糖尿病〜 -糖尿病@徹底解剖-


分類(1)〜1型糖尿病〜



     糖尿病を引き起こす耐糖力の低下には、二つの側面がありま
     す。インスリンを分泌する膵臓のランゲルハンス島の機能に
     問題が起きるか、あるいはインスリンを消費する全身のさま
     ざまな組織に問題があるかです。

     普通医者は、インスリンの分泌側に重大な支障があるものを
     1型とし、インスリンの分泌と消費の両方の作用で引き起こさ
     れるものを2型と分類します。ただし、実際には患者さんそれ
     ぞれで病状には差異が見られ、境界型の存在も確認されてい
     ます。

     1型糖尿病は、インスリン依存型糖尿病であり、膵臓のランゲ
     ルハンス島のβ細胞が死滅し、インスリンの分泌がほとんど
     できなくなるか、全く無くなります。多くのケースで成人す
     るまでに発症するため、以前は小児糖尿病と呼ばれていました。

     ただし、例外も少なくありません。1921年に、カナダの大学で
     研究者がイヌの膵臓からインスリンを抽出し、翌年に臨床実験
     を成功させました。後に、ジェームズ・コリップが精製に成功
     し、治療薬として出回りましたが、ここにいたるまで糖尿病患
     者は有効な治療手段が食事制限などに限られており、死に至る
     確立の高い危険な病でした。飲み薬などはなく、患者はインス
     リンを注射で直接摂取するしかありません。毎日、薬を自分で
     管理して、自ら注射する必要がでてきます。

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